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曖昧な世界の境界線、簡単にはわかりあえない他者との関係を描き、「自由とは何か」?という問いを投げかける太田靖久の小説は、読者に「目を凝らし想像すること」を求めているかのようです。 すぐには全体が見渡せない不穏な作品世界の中を、一歩一歩想像しながら歩いていると、いつしか道が開け自由な場所へと導かれる。
そんな、自由で不自由な小説を3篇収録した『ののの』(書肆汽水域)が10月に刊行されます。
今回は新潮新人賞の同期でもある小山田浩子さんを対談相手にむかえ、『ののの』のお話を中心に、お二人の作品や小説の魅力について、色々とお話しいただきたいと思います。
ぜひご予約くださいませ。
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『ののの』刊行記念対談
「ののののはなし」
出 演:太田靖久 × 小山田浩子
日 程:2020年10月24日(土)
時 間:開始/21:00~
入場料:900円(税込)
場 所:toi books(〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町3-1-22 OSKビル2F)
問合せ:mail.to.toibooks@gmail.com
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【プロフィール】
太田靖久(おおた・やすひさ)
太田靖久 (オオタ・ヤスヒサ)
1975年生。神奈川県出身。2010年『ののの』で第42回新潮新人賞。2019年7月電子書籍「サマートリップ 他二編」(集英社)刊行。2020年10月単行本「ののの」(書肆汽水域)刊行。
フィルムアート社ウェブマガジン「かみのたね」で『犬たちの状態』(共作/写真家・金川晋吾)を連載。その他、インディペンデント文芸ZINE『ODD ZINE』を企画編集したり、コンセプチュアル書店「ブックマート川太郎」を展開している。
小山田浩子(おやまだ・ひろこ)
小説家。2010年「工場」で第42回新潮新人賞を受賞。2013年同作を収録した単行本『工場』(新潮社)が三島由紀夫賞候補となる。同書で織田作之助賞受賞。2014年「穴」で第150回芥川龍之介賞受賞。『工場』『穴』は現在新潮文庫に、最新刊は短篇集『庭』(新潮社)
新潮社ウェブマガジン「考える人」で『小さい午餐』を連載。
書籍:
『ののの』
太田靖久 / 書肆汽水域 / 四六判上製 / 200P
税込1,980円
「何かを想像する時には、その想像の中で自分が想像していないことが起こりうることを想像しておけ」(「ののの」より) 「視線を向けられるのはせいぜい一つの所だけだろう。外ではなく内に視線を注げと、誰かに強要されている気持ちになる。でもその誰かとは、一体誰だろうか」(「かぜまち」より) 「海が縮んだ分、砂漠が減っている。そうなると世界はみんな均一になって人間も同じ顔になっちゃいそうだ」(「ろんど」より) 曖昧な世界の境界線、簡単にはわかりあえない他者との関係を描き、「自由とは何か」?という問いを投げかける太田靖久の小説は、読者に「目を凝らし想像すること」を求めているかのようです。 すぐには全体が見渡せない不穏な作品世界の中を、一歩一歩想像しながら歩いていると、いつしか道が開け自由な場所へと導かれる。そんな、自由で不自由な小説集です。 (「ののの」「かぜまち」「ろんど」の三編を収録)
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