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『翻訳文学紀行Ⅴ』刊行記念トークイベント「『ロンボ』―フリウリ州をめぐる文学トーク―」出演:中村峻太郞×二宮大輔×ことたび


“帰郷した旅人が旅先での出来事を語るように、外国語の世界で発見したとびっきりの物語を皆様にお伝えする“ような翻訳文学同人誌『翻訳文学紀行』の5号刊行を記念して、トークイベントを開催いたします。


今回は、5号掲載のエスター・キンスキー『ロンボ』[抄訳](ドイツ語文学/イタリア)を翻訳された中村峻太郞さんに、同作品について詳しく解説していただきます。

トークゲストは、3号でトンマーゾ・ピンチョ『紙とヘビ』(イタリア語文学/イタリア)を翻訳し、昨年イタリアの文豪クラウディオ・マグリスの随想集『ミクロコスミ』の邦訳を発表された二宮大輔さん。『ミクロコスミ』では、『ロンボ』の舞台であるイタリアのフリウリ州についても詳述されています。


ドイツ語とイタリア語というふたつの言語をまたいで、普段なかなか目を向けることのないフリウリ州というトポスを読み解いていきます。


翻訳に限らず、文学好きにとってはとても刺激的な時間になるはず。

皆さまどうぞご参加くださいませ!





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『翻訳文学紀行Ⅴ』刊行記念トークイベント

「『ロンボ』―フリウリ州をめぐる文学トーク―」

出 演:中村峻太郞×二宮大輔×ことたび

日 程:2023年11月26日(日)14時開始

視聴料:1,500円(税込)

場 所:OSKビル4階(大阪府大阪市中央区久太郎町3-1-22)※toi booksのあるビルです。

問合せ:mail.to.toibooks@gmail.com

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【プロフィール】

ことたび

『翻訳文学紀行』編集長。チェコ語・ドイツ語の翻訳および語学教育を行う。


中村峻太郞(なかむら・しゅんたろう)

1997年生まれ。京都大学大学院文学研究科ドイツ語学ドイツ文学専修博士後期課程1年。修士論文の題目は「クリスタ・ヴォルフ『夏の芝居』における環境危機と身体」。ドイツ語圏の現代文学を対象に、最近では資源採掘の表象や地質学的な想像力といったテーマに関心を持って研究を行っている。Friday For Future Kyotoなどの市民運動に参加しながら、気候ジャーナル『船と風』(https://ship-and-wind.com/)の運営・翻訳に携わる。


二宮大輔(にのみや・だいすけ)

1981年生まれ。2012年にローマ第三大学文学部現代言語と文学科を卒業。卒業論文のテーマは『レオナルド・シャーシャとモーロ事件』。帰国後は京都で観光ガイドをする傍ら翻訳に従事。2016年、青年座劇場で上演されたエドゥアルド・デ・フィリッポの戯曲『フィルメーナ・マルトゥラーノ』の邦訳を担当。翻訳書にガブリエッラ・ポーリ+ジョルジョ・カルカーニョ『プレーモ・レーヴィ――失われた声の残響』(水声社)、クラウディオ・マグリス『ミクロコスミ』(共和国)がある。

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