【EVENT】toiの読書会特別編 対談「松浦寿輝をめぐる黄昏時」磯貝依里×雛倉さりえ
- toi books
- 2019年12月2日
- 読了時間: 3分
最新刊『人外』で今年野間文芸賞を受賞した松浦寿輝。
今回のトークイベントでは、詩・小説・評論・随筆など超域的に表現し続ける彼の作品全体をめぐり、語り、浸り、新たな味わい方を探ってゆきます。
登壇いただくのは中学生の頃から松浦寿輝の作品を愛読しつづけ、研究していた磯貝依里と、同じく松浦寿輝作品をこよなく愛する雛倉さりえ。
言葉という表象そのもの、それにまつわる性愛、描写行為にこだわりを持つ二人の語り手に、松浦作品の魅力を丁寧にお話いただきます。
松浦寿輝はとてもたくさんの作品を出版し、あらゆる賞を受賞していますが、一般的に親しまれているとは言い難い部分があります。
もっともっと広く読まれてほしい。読んだことない方にも、気軽に魅力を知りにきてほしい。そんな想いで企画されたトークイベントです。
小難しいと思われがちな彼の作品を、どんなふうに読めば気軽に楽しむことができるのか、どんな読み方で近づくことができるのか。
今回のイベントが松浦寿輝を読み始める入り口に、より深く読んでいくための手がかりになれば幸いです。
参加いただいた方には、松浦寿輝の各作品紹介、及び雛倉さりえによる松浦寿輝についてのエッセイを載せた小冊子も特典として付いてきます!
皆さまのご予約を、心よりお待ちしております。
※ご予約はメール(mail.to.toibooks@gmail.com)、店頭で受付いたします。
メールでのご予約の際は①お名前②電話番号③人数をご記入のうえ、
件名を「松浦寿輝」とし、お申し込みくださいませ。

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toiの読書会特別編トークイベント
「松浦寿輝をめぐる黄昏時」
出 演:磯貝依里 × 雛倉さりえ
日 程:2019年12月29日(日)
時 間:開始/17:00~(開場/16:50)
入場料:1,000円(税込)※参加特典付
定 員:20名
場 所:toi books(〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町3-1-22 OSKビル2F)
問合せ:mail.to.toibooks@gmail.com
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【プロフィール】
磯貝依里(いそがい・えり)
本を読むことが好き。近現代文学や現代思想、表象文化論等を学ぶうち、文学におけるフェティシズムやエロティシズムに関心をもち、大学院時代は長年愛読している松浦寿輝について研究をおこなった。
その後文芸書担当の書店員として働き、自分でも小説を書くように。
現在、DRESSにて読み切り短篇小説「やがて幻になるこの街で」( https://p-dress.jp/keyword/key_4551 )を連載中。
パソコン音楽クラブ『Night Flow remixes』「Air Waves(909state remix)[feat.磯貝依里&イノウエワラビ](https://linkco.re/6s8FMfVP)に散文詩を提供。
toi booksにてエッセイスト・生湯葉シホとのトークイベントを開催。
そのほか、note( https://note.mu/erisogai )にてエッセイや書評を発信。
ふだんはDJをしたり、バーテンダーをしたり、SMショーのモデルをしたりしています。
雛倉さりえ(ひなくら・さりえ)
1995年生まれ。16歳の時に執筆した短編「ジェリー・フィッシュ」が、第11回「女による女のためのR-18文学賞」の最終候補に選ばれる。同作は金子修介監督により映画化。
著書に『ジェリー・フィッシュ』(新潮社)、『ジゼルの叫び』(新潮社)、『もう二度と食べることのない果実の味を』(小学館)がある。
最近はブンゲイファイトクラブ(https://note.com/p_and_w_books )で掌編を書いたりしていました。
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